ミツオ日記

自称詩人 熊野ミツオの日々

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

二月三日の話

この前、誕生日だった。ぼくの誕生日は二月三日なので、それはもう二十日くらい前の話だ。 ぼくは三十五歳になった。三十五歳は立派なおっさんだ。ぼくは三十五歳の誕生日をなるべくハッピーに過ごそうとおもった。それで、二月三日の朝に支援者のTさんに電…

永遠の午後は果物の匂いがした

こんな詩はたいした詩ではないんだよ こんな人生は たいした夢ではないんだよ ぼくは誰にも愛されなかった 季節だけが速足で通り過ぎて行く 誰にも愛されなかった日々は 魂に刻まれて傷のようになった ぼくの顔は皺に覆われていった 朝になってもなにもおも…