ミツオ日記

自称詩人 熊野ミツオの日々

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

転職します

土曜日はオフ会だった。それはけっこう前から決まっていた。ワンカップとおでんのオフ会のはずだった。でも、店が閉まっていたので、ワンカップもおでんもなしになった。その日はぼくも含めると、四人いた。中猫さんとnさんとさかなちゃんとぼく(熊野)で四…

神さまがぼくになにかを言ったけど聞き取れなくて残念だった

いつの日かあきらめられるときが来る死んでも化けて出たりはしない 神さまがぼくになにかを言ったけど聞き取れなくて残念だった すこしずつダメになってくこの国で毎日ちゃんとやろうとしてる 柔らかな気持ちがほしいすこしずつダメになってくような夕暮れ …

百パーセントの愛

百パーセントの愛 それがほしいと願うなら まずは 二十パーセントくらいの愛からはじめてください 二十パーセントの愛 具体的には 観葉植物を買ってそれを愛でる 近所のお爺さんにちょっと挨拶をする それから 五十パーセントくらいの愛を育てましょう 最近…

なんかいいことないかな

もうダメなんだなとおもうたびに まだいけると言ってみる まだ余裕のあった頃は もうダメなんだと言っていた でもいまは言わない ほんとうにもうダメなんだ ぼくの人生は 小学生のときからダメだった だからぼくは 子どもの頃から暗い子どもだった 未来が暗…

最近はまじめにやっている

なんかいいことがないかな、とおもっている。 すこし前の話だけれど、ポジティブ三行日記というものをしていた。それは寝る前にいちにちを振り返って、その日あったいいことを三つ書く、というものだった。続けるとポジティブな性格になってくるのだそうだ。…

一日千五百円生活

いま、自分には何もやることがない。 最近、ぼくがいちばんたのしいことは音楽を聴くことだという気がする。本を読むことでも、映画を見ることでもなく、音楽を聴くことがいま、いちばんたのしい。いまも、音楽を聴いている。いまは家主というバンドの新譜を…

なぜぼくの書く文章は退屈なのか?

ぼくは枕元に白い兎のぬいぐるみを置いている。朝になるとカーテンの隙間から射し込んでくる光がその兎のぬいぐるみに当たる。ぬいぐるみはひとの孤独を紛らわすという話がある。だから、ぬいぐるみを買ったのだ。最近は思考がねばつくようなかんじがする。…

なにもいいことなんてないのに

なにもいいことなんてないのに うれしい気持ちになっていることに気がついた そういうときなにかいいことがあった気がして なにがあったのかおもいだそうとする でもなにもおもいだせない たぶんなにもなかったのだとおもう ほんとうは十年くらい前にあった…

普通の感想

同じような詩ばかり書いている たとえば四月の詩と 八月の詩と 十一月の詩の区別がつかない たまには詩を書くのを休もう どうせ誰も読まない詩だ 平日は働いてお金を稼いで 帰ってきたら お風呂に入ろう 夜はぐっすり眠ろう 休日にはパソコンで 映画を見よう…

夕暮れ賛歌

いつも寂しい あなたのいちにちは 記憶の海に溶けていって 他のいちにちと区別がつかない もうかなしまなくていい そう言われているようで あなたはほっと息をついた わたしはひとりでここまで来た これから先も ひとりで行くだろう すこしずつ ダメになって…