ミツオ日記

自称詩人 熊野ミツオの日々

普通の感想

同じような詩ばかり書いている

たとえば四月の詩と

八月の詩と

十一月の詩の区別がつかない

 

たまには詩を書くのを休もう

どうせ誰も読まない詩だ

 

平日は働いてお金を稼いで

帰ってきたら

お風呂に入ろう

夜はぐっすり眠ろう

休日にはパソコンで

映画を見よう

祝日には

ひとりで焼肉を食べに行こう

 

子どもの頃の写真を見ると

怯えたような表情で

カメラを見ている自分がいた

人生に怯えていたのだ

 

でも

天気がいいと気分もいい

そういうのって普通の感想だ